活動報告

2017年09月28日

平成28年度後期新潟県耳鼻咽喉科医会報告

新潟県耳鼻咽喉科医会報告
会長 五十嵐文雄
●今後の医会活動
地域医療の充実、保険医療の充実等のために全国統一の医会組織を作りたいとの日耳鼻会員からの要望と、耳鼻咽喉科all Japan体制の構築を目指す日耳鼻学会の構想がひとつになり、全国的な組織としての耳鼻咽喉科医会の設立を目指すことになりました。目的は学術、地域医療、学校保健、保険医療の充実、日医との関係強化、実地医家の意見反映で、そのためには学会と医会が両輪として有効に機能しなければなりません。準備段階といて「医会全般に関する在り方ワーキンググループ」を立ち上げ、学会と医会の関係、学会医会協議会の在り方についての検討が行われています。当県医会の目的は、地方部会への協力、医療技術の向上、福祉および親睦への寄与ですが、今後は全国組織の一員としての活動が加わることになります。
●学術委員会
・第23回新潟県耳鼻咽喉科免疫アレルギー研究会(有壬記念館 2016.08.20)
『結核の現状と感染対策 耳鼻咽喉科にも結核がくる?』
国立病院機構 西新潟中央病院 呼吸器内科部長 桑原 克弘 先生
『口腔アレルギー症候群(花粉・食物アレルギー症候群)の診断と対処法』
藤田保健衛生大学 坂文種報徳會病院 アレルギーセンター 
小児科教授 近藤 康人 先生
・第24回新潟県耳鼻咽喉科免疫アレルギー研究会予定(有壬記念館 2017.08.19)
『慢性活動性EBウイルス感染症』東京医科歯科大学血液内科講師 
新井文子先生
『口腔アレルギー、IgEコンポーネント、皮膚感作について(仮題)』 
島根大学医学部皮膚科 講師 千貫祐子先生